猫と植物と私

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ひっくりかえったおもちゃ箱

  中学の頃だったと思います。
少女漫画が大好きで、よく読んでいました。
その中のひとつに

「ひっくりかえったおもちゃ箱」
という漫画があります。

作者は、「エースをねらえ!」を書かれた
山本鈴美香さんです。


今年の春、自分の本棚を何気に見ていて
ひさしぶりに読みました。

その中の一説を、ご紹介します。



ある出来事に悩む主人公の美鈴ちゃん(中学二年生)
に、おばあさま(とても若くてキレイなので、通称“ママさん”)が
語りかけます。



ママさん  「ねえ美鈴ちゃん、人生っておもちゃ箱をひっくりかえして
       いくようなものだと思わない?」

美鈴ちゃん 「お、おもちゃ箱を・・・?」

ママさん  「そう
       毎朝、毎朝目が覚める時
       新しいおもちゃ箱がひっくりかえるの。

       びっくり人形がでてきたり
       虹色のハンカチがでてきたり
       ちょっとさみしい色のガラス玉がでてきたり

       フタがあくまではなにがでてくるかわからないの

       とてもなやまないととけないパズルもあるし
       とっても時間のかかるゲームもあるし

       でもわすれないで
       中からはすてきなものしかでてこないわ

       だって
       ひっくりかえすのはおもちゃ箱ですもの
       生きるってことはすばらしいことですもの

       むずかしいゲームが出てきてもへこたれないのよ
       やりがいがあるじゃない

       ママさん、なやんだりくるしんだりすることの
       すくな人はいやだわ

       そういう人は、なやんだりくるしんだりしてる人に対して
       思いやりがすくないわ
 
       思いやりのない魂は、心と心の深いふれあいを経験できないわ

       一時の苦痛は、そのあとにすばらしいことがおこる
       まえぶれよ

       やさしい心の深い人になってね
       ママさんも剛さんも、美鈴ちゃんが大好きよ!」


       「ひっくりかえったおもちゃ箱」 著者 山本鈴美香
               集英社 昭和53年5月31日初版
    


いろんなことが起るけれど、
その度に、このフレーズを思い出そうと思いました。

山本鈴美香さん、「エースをねらえ!」も
とてもステキな作品だったけれど、
こうやって自分で字を起こしていくと
本当に才能のある方だったなぁと思います。







 
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